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Apache

現在最も使われている HTTP サーバ(Web サーバ)が、Apache です。Apache Foundation で開発/メンテされています。Apache Foundation は色々なプロジェクトを走らせていて、Java 関連のプロジェクトである Jakarta では、アプリケーション・サーバ(サーブレット・コンテナ)の公式な参照実装 (RI - Reference Implementation) としても使われている Tomcat を開発しています(以前は公式な参照実装でした)。また、最近では J2EE サーバ(J2EE コンテナ)である Geronimo を開発し始めました。

Apache は元々パッチが当たった物という意味です。イリノイ大学のNCSA (The National Center for Supercomputing Applications) の HTTP サーバ NCSAhttpd にツギ(パッチ。修正コードの意味)を当てて機能拡張を繰り返したものがアパッチです。国内では、学術情報センター NII (National Institute of Infomatics) の旧称 NACSIS (National Center for Science Information Systems) の総合目録データベースWWW検索サービス (Webcat) をホストしていたことで、初期のインターネットユーザは見たことがあるでしょう。

その後 Apache HTTP server として独立した Apache は、云うまでも無くネイティブ・アメリカン (Native American) の部族の名前です。米国や日本ではアメリカ・インディアンの名前で馴染み深い部族です。コロンブスがインドと勘違いしたため現在までインディアンと呼ばれていますが、政治的に正しい (PC) 呼び方はネイティブ・アメリカンです。ただし、彼ら自身が「インディアン」であることに愛着を持っているということもあり、近年ではインディアンと呼称することが増えているそうです。

同様の関係として、イヌイットとエスキモーがあります。エスキモーは、北方民族の一つであるクリー族の「生肉を食べる者」を意味する言葉とされ、差別的と言われる時代がありましたが、イヌイットが特定の部族を指す固有名詞であることから、最近ではイヌイットと呼ぶことは、逆に差別的だとされ敬遠されるようになっています。これは、日本人を大和民族、中国人を漢民族と呼ぶことと同じ差別感です。

ターコイズ(トルコ石)とシルバーのインディアン・ジュエリーで有名な、ナバホ族、ホピ族、ズニ族、サントドミンゴ族などはプエブロ・インディアンと呼ばれます。プエブロも、もともとスペイン語で村とか町を意味する言葉で、16 世紀にこの地に侵入したスペイン人がそう呼んだことが由来となっているそうなので、政治的に正しいかどうかは疑問の余地があります。ただし、これもまた、彼ら自身が愛着を持っており、そのように呼称するのが普通だそうです。

アパッチ族は平原で暮らした一部族で、狩猟/略奪を生業としたそうです。17 世紀にスペインから馬が持ち込まれ、18 世紀の間に騎馬の習慣がまたたくまに広がり、他の部族を襲撃することもあったそうです。アパッチはプエブロ・インディアンの言葉で敵という意味だそうです。その酋長のなかで、最も有名なのがジェロニモです。1800年代後半に活躍しました。白人と戦った酋長で、数々の伝説を残しています。

インディアンには、他にもラコタ族、スー族、シャイアン族などの多数の部族があり、有名な酋長/戦士が多数あります。現在一般に知られている生活習慣の多くは 18 世紀以降のものです。17 世紀のスペイン人の侵入以前のものは、彼らが文字を持たなかったために、多くのものが失われています。興味があれば調べてください。

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